ボディ製作
最終行程のボディ制作です。このクルマの場合モノコック構造ではないので、運転席と後部トランクがセットになったボックスがシャーシに載っているだけですので別作業にて制作を進行します。
最初は、前バージョンのモデルデータをポリゴンにコンバートし、形状的に破綻した部分の修正やボディラインを確認しながら全体を整えていきます。ドア周りのヘコミやフロントガラス周りの細部もリアリティを再現するポイントになるので手間を掛けて修正しました。
ドア周辺の製作。
ボディ各部の構造はシンプルです。ドアの場合スチール製のドアパネルに内張が黒の皮革です。
ドアノブ・ウインドウの回転ノブ等はメッキパーツです。ボディとドアを繋ぐヒンジは上下2ヶ所あり、大きなビスで止めているだけの単純な構造です。
ドアパネル自体ははボディデザイン全体に見られるカーブが窓周辺にもあります。ただしこのクルマの場合、横から見ると平面のようですがボディの構造上、下部に行くに従い内側に傾斜しています。