2011/07/25

デュース制作13 製作メモ

間もなくシャーシ部分が完成します。モデリング自体は以前に終了していたので、現在はテクスチャ設定をしながらテストレンダリング画像をアップしています。モデル制作も含めた作業で同様の事をやろうとすると3ケ月から半年位は掛かるのではないでしょうか?模型をフルスクラッチで製作する場合では資料の収集に1年から2年、製作も同様に1年から2年掛かると言われていますので根気のいる作業ですが、こうした製作をテーマにする事で様々なスキルを得ています。特に独学での取得では先人の優れた作品を見て研究したりネットからの情報が必要不可欠となります。この辺りのレベルは日本国内よりも欧米圏の方がはるかに進化しており、特にヨーロッパ圏でのクルマメーカーのカタログには3DCGでの画像が多く使われているようです。制作手法としてはメーカー側からクルマのCADデータの提供を受け実車同様のモデルとしています。このモデルにテクスチャを設定し、後はプロカメラマン同様のライティング設定の後、レンダリングして広告用写真(?)が完成します。欧米ではこうした広告市場での3DCG技術の需要が背景にある事が技術を進化させた大きな要因のようです。
具体例はこちらのサイトで。ハイレベルのプロ作品がご覧いただけます。
http://www.suurland.com/portfolio.htm
http://www.chaosgroup.com/en/2/envyspot.html?i=5