2013/03/03

現在続いている制作は乗り物系がテーマですが、まずはオートバから始めています。途中方向転換もありそう ですが、今考えている乗り物系のイメージが多々あるので当分は継続しそうです。捉えるジャンルとしても 「乗り物系」の相性が良いようで、乗り物だけでなく背景やスチュエーションに色々なエッセンスを加えな がら「単にリアルな表現ではないスタイルもあり」という試行錯誤をやってみようと思っています。 今の所、個人的な発想でデザインしながら制作していますが、クルマ関連業種も幅が広いので、実務レベルの 仕事として捉えながら需要を掘り起こしていければ面白そうですが。
今年は乗り物系をテーマに短期間での作品制作が続いています。昨年と異なるのはこれまでがソフトウエアの スキル向上を考えながらソフトに慣れるためと言う感覚があったのですが、ようやくその辺りも実践的に 使える感覚が得られたようなので、実際の仕事レベルの時間内でも可能な範囲といった制作スタイルに 切り替えました。個人的な事なので上手く言えませんが、クルマの運転で言えば初心者マークが外れた 辺りでしょうか(笑)。

Custom005 OldStyle MotorCycle「PLUTO」(プルート)

ベースになっているのは、自転車にエンジンを搭載したようなモペットバイクを経て1915年頃に内燃機関だけで動くモーター サイクルとして登場した「インディアン」や「ハーレー」といったオートバイをモチーフにしています。 このバイクに搭載されている2気筒エンジンで当時のスペックとしては11馬力程といいますから、現在のオートバイに比べれば スピードは出なかったと思いますが、個人的には自転車に近い細いフレームやバイクのものとも自転車のものともいえないような タイヤ等、当時のレトロ感が良い感じなので現代風にアレンジするとどういう形になるのか作ってみたかったんです。 制作は、最初に大まかなフレームだけ決め細部を後からチマチマデザインして行くと言ったやり方で制作しました。一応走る、 理にかなった構造になっていたり、エンジン部分がムキ出しという事もあり、制作したパーツ数は多いのですが、当時と今の 構造の違いなどがあり、適当に解釈しているので今回はこのバージョンでご容赦…。

2013/03/02

作品サイト更新2013年3月

作品サイトを更新2013年3月更新しました。 昨年と異なり、今年に入ってからは作品を多作しています。 個人的に昨年の作品制作は密度がヘビー級のだったので、制作に時間が掛かったのと、 制作のスキル向上という目的も兼ねて、納得のいくまでソフトの試行錯誤が続きました。 今年はその応用編として、実務レベルでの時間内制作といった感じで、制作時間を短縮し、 実際の仕事でも制作可能な密度で制作しています。 制作のテーマとしては「乗り物系」を基準にオートバイから始めています。その特徴は、 これまでの作品が主にスケールモデルなのに対し、今年の作品は自分でデザインした カスタムモデルを制作しています。 http://www.healing-hearts.co.jp/

custom 006 LAND SCOOTER 「 DELA2」

custom003の小型バージョンです。排気量は250ccエンジンクラスを想定、かなり実用に近い仕様にデザインにしています。ナビや後方確認用に「ipad」を使いますが、パーツ類はレトロテイストです。

custom 004 Electric Motorcycle 「 Chipper(チッパー)」

折りたたみ式の電動バイクです。駆動モーターはインホイールタイプで4〜5年以内に実現可能と想定、折り畳み機構や強度的な面を現実的に考えながら幾度となくシュミレーションしているうちに少々骨太で直線的な感じになりました。展開した状態をひとつの画面にしたので横ワイドになりましたがご容赦。オマケに、折り畳んだ際の移動用に重量がやや重そうなので、簡易レッカーも想定してみました。

custom 003 LandMotorCruiser DELA

バイクの中でも大型スクーターというジャンルは、HONDAからフュージョンが登場して以来、日本にカスタムメイドが定着しつつあるようで日本独自のフォルムが出来ています。自分ならこんなデザインのスクーターが欲しいということでデザインしてみました。本物が作れればアメリカのSEMA SHOWにでも出してみたいですが…。

custom002 構内・工事現場内移動ガテン系ポケバイ「G Trunk」

基本発想は近距離移動型ポケバイ「ハンディ」と同様ですが、下記のような特徴を持っています。 ○ボディに収納された状態では複数台まとめての保管・移動がスムースに出来る形状を考慮 ○周囲に衝撃用のガイドを設定 ○ウインカー等は周囲と接触・収納時の保管等を考慮して、ボディにフラットの状態に設定。

custom001 電近距離移動型ポケバイ「ハンディ」

普段、こんなバイクがあればいいと思うことが多くあり、そんなイメージをデザイン化したものです。 3〜5年以内には具現化出来そうなバイクを想定しています。 電動モーターを駆動源にし、折り畳み可能で各部をボディに収納するとスーツケース大の大きさに収納可能です。 各部の特徴 ●スピード、バッテリーチェック等、専用のメーターは存在しない。スマートフォン上の専用アプリで移動履歴やナビ機能、及びバッテリーチェックまで管理出来る。 ●バックミラーは存在せず、スマートフォン上に後部にあるCCDカメラからの背景画像を表示させ常時後部確認が出来る。 ●スマートフォンを固定するオーバルフレームはボディに収納時は本体を牽引するための取手になる ●前後輪収納時は後部下に移動用のキャスターが自動的に出る構造になっておりオーバルフレームを握って旅行用のスーツケースを移動する感覚で動かす事が出来る ●後部には充電用ソケットがありバッテリー充電は家庭用のコンセントを使用する事が出来る。 ●ヘッドライトはを集光型LED3灯を使っている。 ●従来ワイヤーを使って操作していたブレーキやクラッチといったケーブルコードは存在しないが、共通する操作性を持たせるためにハンドル部分にはブレーキレバーを設定、実際のブレーキは電動操作によるドラムシュータイプ。 ●駆動部のモーターはトルクをチェーンで伝えるのではなく前後輪の中央(ホイール部分)に内蔵された小型モーターがタイヤを回転させる。