2012/03/19

Macchi MC.72制作 その6

資料とした模型の方がより正確だろうと思い採寸しておおまかな形状を制作し、三面図に当てはめてみるとエンジンの形状があちこちで異なる事が分かり、今度は外観図にエンジンの形状を合わせて修正する事にしました。正確な資料がないだけに、こうした事はやむを得ないですね。実際のエンジン写真を見ながら構造を考えていると、各部に腑に落ちない点が多々見つかりました。それは燃料パイプとイグニッションケーブルです。まず、模型の方に間違いがありました。模型の方は燃料パイプとイグニッションケーブルが同じものとして束ねてあり、逆に実際のエンジン写真では点火プラグ及びケーブルが外してあったのでそれに気付かず見逃してしまう所でした。燃料パイプは金属製なので展示するにはそのままのようですが、点火プラグ及びケーブルに付いては、元のイグニッションコイルごと外してあったようですね。こちらの形状や配置関係は任意で判断するしかないようです。う〜んストレス溜まります(>_< )。
資料となっているエンジン写真から判断しているのですが、この機体のエンジンは量産型ではない事もあるのでしょうか?一部の形状が箇々に異なっているようですね(塗装も含め)。