2012/08/21

ロゴ・エンブレム制作

サイトのリニューアルと共に過去の作品を整理すると、かなり以前に制作した作品に対して少なからず作り直したい気持ちになってきます。特にcgの場合、ハード・ソフト面共に進化が早いので、クオリティの差が歴然とします。まして制作者としてはそういった細かな点がいつまでも気になります。ここ暫くはロゴ・マーク・エンブレムといったジャンルの作品を、実際に使われたデザインも含めリニューアルしてみました。

2012/08/08

雑記

暫く作品制作以外の事に集中していましたので久々の書き込みとなります。 仕事を含めた作品公開サイトをリニューアルしました。これまで10数年使っていたサイト制作ソフトを新たに変えた事もあり、まだ不具合等が生じていますが、現時点でのOS・ブラウザであれば閲覧出来るようです。 http://www.healing-hearts.co.jp/ サイトの更新に合わせ、これ迄制作した作品も幾つかリニューアルし始めています。時間が経つに連れ3DCG関連の経験と知識が蓄えられるのは良いのですが、古い作品の出来が悪く見えるのも歯がゆい感じがして、徐々にですが作品の入れ替えをして行くつもりです。 画像は最近制作した「マッキ」を水彩画のように加工したものです。パソコンでもこういった加工が可能です。

2012/05/15

Macchi MC.72制作 終了

Macchi MC.72の制作も一応これで終了です。長年温めていたテーマでしたが、考えていたアングルなど一通り作れたので、取り敢えずストップします。次のテーマにしているのがSUPERMARINE S6Bという、このMacchi MC.72にとってはライバルとも言える機体です。この辺りの事は以前このブログ(Macchi MC.72制作 その2)に書いたので割愛しますが、この両機を制作し同じ画面上でレースシーンを作るというのが最終目標ですので、また、このマッキが登場する事になります。 今回の制作では制作に標準レンダラーであるAR(アドバンスドレンダー)を使い汚しのシーンに多用しましたが、結果的には専用レンダラーの「VRAY」を使いました。やはり影部分の再現性やテクスチャの美くしさという点とレンダリングスピードの速さという点でAR以上の表現力があります。次回は「VRAY」のみで制作して行きます。

2012/05/14

Macchi MC.72制作 その34 屋内シーン

このカットも専用レンダラーVRAYで制作しています。内部メカむき出しのこのアングルをやってみたかったです。さすがにポリゴン数が膨大になりレンダリングに時間が掛かりましたが何とかいけましたね。変な例えになるかもしれませんが、子供の頃「鉄腕アトム」で、主人公のアトムがお腹を開けてエネルギーを注入するシーンがよく出てきましたが、お腹の蓋にメーターが付いていたり内部構造が見えたりするカットが好きで、油粘土でそんな構造を真似て幾度も作っていました。多分男の子の場合は、小さい頃からメカ物に魅入るのかもしれません。今でも車のボンネットを開けてエンジンなどを見る時は「オオ〜っ!」っとする事がありますよね。

2012/05/13

Macchi MC.72制作 その34 屋内シーン

前にアップした屋内シーンのアングル違いです。 このサイドビューがマッキの最も美しいラインが出ていますね。カッコイイです。テクスチャもライティングによって奇麗に出ました。そろそろ今回の制作も終盤に近づきました。

Macchi MC.72制作 その34 水彩タッチ

ここ暫く制作したマッキのイメージ画像を水彩画のようにしてみました。昔似たような事をしていましたが、最近のソフトのレベルに驚いてしまいました。 これが元CG画像とは思えないのではないでしょうか?

Macchi MC.72制作 その33 屋内シーン

vrayによる屋内シーンレンダリングです。今回の画像が最も機体のディテールがうまく出ていますね。

Macchi MC.72制作 その32 夕陽シーン

夕陽のシーン数点制作しました。全性制作カットのラストにしたいシーンですが、制作は未だ続きます(笑)。

Macchi MC.72制作 その31 飛行シーン

飛行時のアップです。飛行中の細部のディテールが見えるイメージを想定しました。ライティングは高度が高く太陽がやや傾いたピーカンなので、やや淡いブルーにして機体の影部分に効果的に働くよう設定しています。

Macchi MC.72制作 その30 駐機シーン

駐機シーン2カットです。ライティングは無限光と呼ばれる平行光源1灯とHDRIによる環境光を使っています。他の屋外のカットも同様ですが、機体色が周囲の環境を反射しにくいようでHDRIによる効果は薄いですが単調な無限光のみのライティングを補っています。

2012/05/12

Macchi MC.72制作 その29 側面図

アビエーションアートのセオリーでもある側面図です。専用レンダラーであるVray用に表面設定(テクスチャ)を全て入れ替えました。陰影の要であるシャドー部分は標準レンダラーだと今ひとつリアリティが出ません。反面汚し系の表現は良いのですがVrayでは汚しがうまく働きませんので、いずれかを選択するしかない訳ですね。ですのでこうしたスタジオ設定シーンでは、細部が強調されるのでVrayを選択しました。この画像はポスター仕様にデザインしています。

2012/05/08

Macchi MC.72制作 その27 空中シーンレンダリング

機体をアップにし背景に合わせ、やや陽が傾いたライティングにしたので機体のにメリハリが出ました。これまでの屋外シーンでは思った程、機体の材質感が出せなかったのでイイ感じになりました。

Macchi MC.72制作 その26 スタジオシーンレンダリング

当初のレンダリングテストでは、VRAYでのレンダリングは予定しておらず、標準レンダラーで行こうと考えていましたが、エンジンのような細かい作り込みのレンダリングでは標準レンダラーだと相当時間がかかるためにスピードの速いVRAYで行う事にしました。リアルな再現性という点では優れているのですが、汚しの入ったテクスチャはうまく出来ないのが難点です→新品同様の仕様に仕上がりでは文句なしです。

Macchi MC.72制作 その25 屋外シーンレンダリング

水上疾走シーン最後です。背景は写真ですが、合成はキリヌキではなくHDRI手法での制作です。機体のテクスチャが思ったほど反射しないのでHDRI画像も適当に制作していますが(笑)。

2012/05/07

Macchi MC.72制作 その24 屋外シーンレンダリング

水上シーン、スタート直前と離水シーンです。機体のアングルはほぼ同じですが、後方の水しぶきに変化を持たせたり、フロート周辺の海面の動きで変化を付けています。

2012/05/05

Macchi MC.72制作 その21 屋外シーンレンダリング

水上シーン2作目です。この機体が実際に飛んだのは1931年の事なのですが、エンジンは24気筒12機等エンジンを2基直列に繋げ二重反転プロペラという特殊な構造です。実際のエンジンの咆哮は凄まじかったと思いますが、そんな機体をこれから架空の世界で飛ばしてみたいと思います。

2012/05/04

Macchi MC.72制作 その20 レンダリング

水上シーンです。レンダリング設定上、光をうまく使うには工夫が必要のようです。特に汚しの設定がひかりのムラになって拡散していたりサンプル数を上げても改善出来なかったり、まだまだ経験が足りないですね。

2012/05/03

Macchi MC.72制作 その19 屋外シーンレンダリング

今回のMacchiMC.72ではV-Rayは使用していません。前回のスコープドッグも同様ですが、V-Rayは汚しの表現が苦手です。開発元でも確認済みのようなので、今後のバージョンアップに期待します。しかし標準のARレンダーは影や光の回り込みがリアルではなく、相互的にその辺りのマイナス面が補えればいいのですが、歯がゆい限りです。今回のレンダリングでは、各部に汚しのテクスチャを設定したのと、思った以上にモデルのポリゴン数が増えたので、小さな画像でもかなりの時間を要しますが、今の所、モデルとして一番気に入っているアングルはこの画像辺りです。

Macchi MC.72制作 その18 屋外シーンレンダリング

屋外でのシーンをテストを兼ねて制作し始めました。背景はコンパクトカメラで撮影したものです。解像度はそこそこあるのですが、やはり一眼に比べると劣ります。背景とCGはキリヌキ合成ではなく、HDRI画像を作成し写り込ませています。機体の赤は、そんなに反射しないのでHDRI画像はシビアな画像は作成していません。ちなみに背景は、地元浦安の海岸線にある護岸で幅が30m位あり、以前からこれを作ってみたかったのです(笑)

Macchi MC.72制作 その17 レンダリング

飛んでいる機体に乗せるパイロットが必要なので作成。制作には現地に展示されていた飛行帽とゴーグル、当時のパイロットの写真をベースにしています。普段使い慣れていないPOSERを使いました。ちなみに名前はMr.マルコです。イタリアの色男です。