2012/04/30
Macchi MC.72制作 その16 レンダリング
操縦席です。資料が1枚の写真しか無くそれも鮮明ではないので、5割以上想像で作っています。その資料写真には思い出があります。この機体のコックピット写真を見つけた時には驚喜して、その撮影者である瀬尾さんという航空機専門のカメラマンに何とかメール連絡する事が出来ました。撮影は数十年前に現地(ローマ郊外)迄行き撮影されたそうです。何故驚いたかと言うと、水上機の場合フロートもありますから床からコックピットまでの高さは3メートル以上あります。そして操縦席は狭いですので、大きな脚立をセットして用意周到に準備しなければとても撮影出来るはずは無いのです(撮影許可の申請も含め)。たった1枚の写真ですが、そんな背景を考えると撮影迄の行動と言うか執念というか凄いものがありますね。当時帰って来た返信メールに「是非行く前に、目的主旨を英文でいいので送るべきだ」との一文があり、そのアドバイスは後に現地で大きな効果を生みました。その後も現在に至るまで、コックピットの資料を随分探しましたが世界中で、この機体の操縦席の写真はこの1枚だけだと思います。
2012/04/29
2012/04/24
2012/04/15
Macchi MC.72制作 その14 塗装表現
機体の塗装面の表現は難しい所です。クルマやプロダクト系と違って、船舶・鉄道といった分野のボディはそれ一つが一点ものなので手作業で作られています。金型を使った量産タイプであれば、表面の凹凸は無いのですが、機体の表面は打ち出し板金によるものなので凹凸にムラが出ます。また塗装面も完全な艶有りではなく、手作業でのペイントなのでややムラのある塗装面です。実機は古い事もあり、実際の表面はボコボコですが、この辺りのさじ加減をどの辺りにするかが悩みどころです。
2012/04/02
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